五重塔 ~東寺~ [お寺のこと]
先日、行ってきました
東寺こと、正式名称 教王護国寺(きょうおうごこくじ)です
いわずと知れた、京都14分の1の、世界遺産
東京方面から、新幹線で来はる方々、新幹線の南側の窓からこのシルエットが観えたら
あ~京都に来たなぁ~
なんて、思わはるんちゃうやろか
まじかから見上げると、迫力ありますよ、結構
ちなみに、こちらの五重塔は、日本にある木造建築の塔としては
一番高いそうですわー
弘法大師(空海)はんが、唐の国から持ち帰った、仏舎利が収められております。
先っぽまでで、54.5メートルの高さ。
落雷やら、戦乱、火事で何回も、焼失してしもたんを、1644年に再建したんが
今の五重塔(5代目)ですねん。
さて、高兄の無駄な知識は、このくらいで中に入りましょう
今回、高兄が東寺にやってきた目的は、これ
これは、凄いことなんですよ~ほんまに
五重塔の内部に入って観れる
これは、なかなか貴重な事なんですよ~
思わず
京都に生まれて良かった~っ
と、テンションがあがる高兄でした。
中は、ブロガー泣かせの撮影禁止
なので
ここからは、つたない高兄の文章と
読んでるみなさんの、豊かな想像力で御願いします。
今回、五重塔の一階部分の中に入れたんですが
中は中心部に、御柱とういう大人3人ぐらいが、両手広げてつながる大きさの柱があります。
これが、てっぺんの先まで繋がってるようです。
で、曼荼羅って御存知ですよね?
曼荼羅図っていう絵は、よく御覧になられた方も多いと想いますが
この一階の空間が、立体曼荼羅世界になっているわけです。
御柱を、大日如来とみたて、その周りを、他の如来やら、菩薩の像たちが取り囲むわけです。
普通の曼荼羅より、如来像や菩薩像の数が多いのは、この空間が、
両界曼荼羅
の3D(立体)世界だからです。
金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅の両方が再現された世界。
まさに、仏界のスーパースター達のオンパレード
その、周りを、
高兄たち、人間がぐるぐる観てまわる。
でっ、われわれの後ろの壁には、八大高僧(空海さんとか)の絵と八匹の龍が描かれている。
つまり、仏教ヒエラルキーの、高僧の空間がうしろ、
前を見たら、菩薩空間、如来空間
前後はさまれた、高兄たちは、天部の空間にいるという事になるわけです。
そんな、空想ならぬ妄想していた高兄は、大興奮でしたね~
(周りの方々は、けっこう冷静そうでした)
その、後
金堂の中も観たんですが
この中も、もちろん
撮影禁止
と、いう事
でしたので。
また、この御堂の中の十二神将が・・・・・・・
えっ?
もう、いいですか。
壬生寺 節分狂言 [お寺のこと]
本日は、節分
しかし、今夜の京都は寒いですね。
明日はかもしれません。
まあ、冬らしい京都ではあるんやけどね。
今夜は、壬生寺さんに出かけました。
この人の込みようは?
縁日の屋台まで・・・・お祭り気分ですが
今日は、節分の狂言が催される日なんどす。
新撰組はんで有名な壬生寺さんですが
1000年以上の歴史をもつ、こちらのお寺は
大念佛狂言が催される、お寺はんとしても全国的に有名です。
こちらの狂言は、無形民俗文化財に認定されてるんです。
高兄も勿論、狂言を拝見してきたんどすが・・・
と、いう事で
みなはんにお見せ出来へんのが、とても、残念
狂言は、鬼払いの厄除けの御題目どして、
勿論、鬼も登場
独特の空間美のなか、人の世のおかしみを、表す様な舞台どした。
鬼の、少しお間抜けな姿
人のあらましを表すようですわ・・・・
まあ、鬼も仏も、もともとは人。
あたりまえなんどすけどね
しかし、お能の般若は、女性の変化した姿とか・・・
世の常に、般若は女性のみ。
あな、おそろしや~ですね。
なかなかの見ごたえでしたよ、節分狂言
かなり、遠目からの舞台ですが
こんな感じやったんどす
少しは、雰囲気伝わったかいな?
みなはんも、機会があれば、節分狂言、観て感じてくださいな